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友人のご主人と:3

自宅のベッドで私が目を覚ましたのは、朝の8時を少し回った頃でした。
それは、いつもと変わらない休日の朝。トーストと手作りのりんごジャムとカフェオレ。それもいつもと同じ私のお気に入りの朝食。

しかし、私の心と体はいつもの休日と同じではありませんでした。朝になっても、前夜の刺激的な出来事に心と体は支配されていたのです。
細田さんと私が初めて体を合わせ、快楽を求め合った秘密の時間。
私の中に入り込み、まるで意識を持った生命体のように女の喜びを与え続けた男性器の感覚。
2人だけの濃密なひと時で、今まで私の体の奥深くで眠っていた女のスイッチがOFFからONに切り替わってしまったようでした。

私は、朝食を食べながら心を静めるように努めつつ今後のことを考えました。
お互い、今の生活を変えようとは思っていないこと。
夕べのことは、お互いが納得した大人の火遊びであったこと。
細田さんと私の関係は、続けられるはずがないこと。

私が出した答えは、言うまでもありませんが、
「夕べのことは、2人だけの秘密の良い思い出として封印し、今までどおりの関係に戻りましょう。」
と細田さんに伝えることでした。
男女の関係は一度きりで、私はあくまでも由紀子さんのラン友。
細田さんは、ラン友の由紀子さんのご主人。
ただ、それだけ・・・。

私は携帯電話を手に取り、細田さんにメールをしました。
そして、細田さんからメールの返信が来たのは、その日の夕方でした。

こんにちは。
昨日は素敵な一夜をありがとう。僕を受け入れてくれてありがとう。これからも、2人の秘密の関係が続けられればと思っていましたが、現実を直視すれば仕方ないですね。これから先、今まで通りに接することができるのか不安です。でも、由紀子の夫として自然にお付き合いするように努めます。
では、またマラソンの大会で会いましょう。

私は、そのメールを受け取り、これで良かったのだと自分を納得させました。
その時、細田さんとは、春先まで会うこともないのだろうと思っていたのですが、年明け早々に会う機会が訪れたのでした。
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